稲荷の水田で6日、市内8小中学校の児童生徒とその保護者ら約300人が田植えを行った。地域住民らと学校で構成する「こめこめクラブ」(竹内伸介会長)の主催で、32年目の活動となる。
今年参加したのは、秋葉台中、湘南台中、大清水中、藤沢一中、羽鳥中、大庭中、藤沢小、本町小。いずれも子どもたちの授業の一環として、PTA協力の下、もち米や黒米の「朝紫」を植える体験をした。同クラブから抜き足差し足のテクニックを教わった子どもたちは、ふくらはぎほどまで浸かるぬかるみの重たさに「抜けない…」と苦戦しながら、横一列に並び、苗を植えていった=写真。
参加した女子児童は体験後、「最初は泥だらけになるのが嫌だったけれど、やってみると楽しかった。秋が楽しみ」と話した。
稲刈りは10月2日(木)を予定。収穫された米は、藤沢市民センターまつりなどで販売される予定だ。
|
<PR>